釣り雑誌取材釣行記 第4話  -生口島ラン&ガン編-

8日の日曜日、昼のメシ時。友人Sからの電話。

今日はどこ行くん?
この時、瀬戸田の垂水港でアオリイカが揚がったという情報が入ってきていたので、生口島をメインに攻める提案をする。

その案に賛成してくれた友人Sと午後5時に待ち合わせ。
垂水に行くコトで話がついたのでした。


友人Sの車で生口島垂水港へ

午後5時過ぎ、迎えの車に乗り込んで一路垂水を目指す。

6時に垂水に到着すると、早速友人Sがシャクリ始めた。
その横でわしは夕日を写真に収める。

垂水港の夕マズメ

写真を何枚か撮った後、ワシもシャクリ始めた。
途中、地元の釣り師たちが訪れ、彼らもエギを投げるがアタリはない。

そしてその地元釣り師さんたちが言うには、今は茗荷の方が当たっとるで。
とのこと。

どうにも垂水で当たりそうな気配がないので、彼らのおススメ通り、茗荷港へ移動することにしたのでした。


満員御礼の茗荷港でキロアップが!

午後8時、茗荷港に到着。

ここは外側の潮通しが良く、外灯下が明らかな潮溜まりになっている、典型的な
「魚が溜まる釣りやすい場所」だ。
当然のことながら波止は満員御礼。特に外灯下は大人気で、入るスペースが全く無い。

秋はこの外灯下が好ポイントだった。ので、ぜひ入りたいものだが・・・。

などと考えたところでどうにもならんくらい混んでたので、波止先へ行ってみる。
友人Sは出来るだけ外灯に近い場所でシャクる。

しかしながらアタリはない。
自然、外灯に近いところにじわじわにじり寄る形になってしまう。


そんななか、外灯下に良型紋甲イカが浮いてきた。
それをタモで素早くゲットする地元のおじいさん。

茗荷港の紋甲イカ

やはりここは典型的なベイトの溜まり場=イカの溜まり場だ。


潮溜まりでシャクリたいなあ・・・。と思いつつも、当然そんないい場所から人が出るわけがない。
半分指を咥えるような形で、外の水道筋の攻略を余儀なくされてしまう。

そんななか、ひたすらスラックジャークで攻めていたおじさんにアタリが!
わずか10mのポイントで乗ったのは、キロアップのアオリイカ。

やっぱりここは釣れるんじゃ!地元情報最強!
などと思いながら、密かに気合いを入れる。

そうこうしながらシャクって、友人Kが到着した頃にはノーバイトのままエギを2本ロスト。
しかも珠玉のロケッティアサブマリンブラウンエビと、エギ王Q速4号。

この時点で手持ちのディープタイプエギが尽きてしまった。

昨日の瀬戸港攻略の時から、シャクリたくも無い場所を攻めての連続ロスト。
いわゆる納得のいかないロストだ。

正直ツライ・・・。

しかしながら泣き言を言っても始まらない。
比較的手持ちの多いプレミアムアオリQに糸オモリを巻きつけ、攻めたくも無い場所をひたすらガマンして攻め続ける・・・。

しばらくガマンのシャクリをしていると、地元のおばさんがスイカを持って現れた。
どうやらここは地元民たちの憩いの場のようだ。


なにはともあれ、ポイントが空いたことに変わりは無い。
素早く入ってキャスト。

着底を待ってシャクったが、実にやりやすい(^^)
アタリはないものの、目的は地形のチェックを主に置いていたので、これはこれでOK。

じっくりチェックしたところ、さきほどアオリイカが釣れたポイントにはシモリがあり、足元には少々の藻と、目算どおりの捨石が。
潮流も内側は実に攻めやすく、ここなら十分釣果が期待出来そうだ。


こんな感じでワシがほくそ笑んでいるこの頃には、友人Sは撤収。友人Kが各場所でシャクっていたものの、アタリが無いことから、場所替えを提案してきた。
調べたいことは調べ、次回に繋ぐ事が出来たことで満足。再び垂水に移動することにしたのでした。


再び垂水へ ここでの出会いが・・・

日にちが変わって、0時過ぎ。再びの垂水港。
到着してみると、二人組のエギンガーがシャクっていた。

お隣いいですか?と挨拶したところ、快諾してくれたので、竿出し。

友人Kが外向きにキャスト、ワシは写真を撮り始める。

写真を撮りながら、二人組のエギンガーを観察してみると・・・。
ただものではない!

何がどう只者じゃないの?


そう聞かれると困ってしまうのだが、ワシはこれまで波止で出会う人出会う人と鬱陶しがられるくらい(笑)コミュニケーションを取ってきた。
その経験である程度は洗練されている(のかもしれない)オリャーの本能が、この人たちはちょっと違うゾ?と観察する目を鋭くさせたのだ。

彼らのシャクリを見て思ったこと。
それは「飾りが一切無い」。

ただ釣る。そのために特化したシャクリ。
よく波止にいる、自分のシャクリ音やテクに酔っているエギンガーとは違う(わしも込み。笑)。

只者じゃない。
その勘を確信してから、改めて竿を出した。

いろいろと釣り話をしながらシャクっていると、「来た!」友人Kにアタリが!

しかしながら揚がってきたのはコウイカ。
まあ、ここからアオリを釣ったらOKじゃけえ。とか言いながらパシャパシャ写真を撮っていると、突然只者でない人が「釣り雑誌か!?」
と質問してきた。

ウソをつくわけにはいかないので、そうです。と答えると、
どうせ取材するんなら茗荷の方がええど。ここはまだそこまで回ってきてない感じじゃ。

と、教えてくれた。
そのほか、茗荷港のいろいろを教えてくれた只者ではないエギンガーさん。

彼らが教えてくれたあれこれを実践すべく、茗荷港でどうシャクるかをシミュレートしながら、その日は納竿と相成ったのでした。
(また丸ボウズ。笑)


続き釣り雑誌取材釣行記 第5話 -いきなり最後の切り札!ボートエギング-←こちらから!


生口島垂水港

生口島垂水港は真鯛の稚魚が放流されています。規定の大きさより小さいものをキープしたら、罰金じゃそうです(汗)