竿とギャフを担いで、大自然に果敢に挑む我々エギンガー。
こう表現すればかっこいいですね(笑)
エギングタックルさえ揃えれば、昼夜を問わずに釣行出来、手軽で楽しいのがエギングの魅力です。
しかし今回は、万一に備えて、敢えて重装備のおススメをしようという項目です。
こんなん、持っててほしいです
水汲みバケツor水汲みバッカン。
これを持って釣行しておられる方はいらっしゃるでしょうか?
手を洗ったり、波止に散った墨を洗い流すことが出来ます。
万一、同行者ないし波止で釣りをしている同好の士が落水したとき、ロープ付きの水汲みバッカンは命綱に変わってくれます。
あと、別売りの長めのロープを装着させるのもいいと思います。
磯場のエギングは、やはりスパイクシューズとライフジャケットのモンです。
磯場でエギングをしてて、いつも思うのですが・・・。
スパイクシューズとライフジャケットを装着してない人が実に多いです。
ガチな磯場にサンダル&半袖膝までズボンのエギンガーが現れて、ビビリまくらされることもあります。
しまなみ海道を擁する瀬戸内海は、干満の差が大きく、それに伴う潮流の速さ激しさは半端じゃないです。
3.5号のエギが全く沈まず、姿を見せたまま海面を何十mも滑っていくような急流が、フツーに流れているポイントだってあります(そういったポイントに限って、澱みやカバーが一級ポイントだったりするワケで・・・)。
ま、ハッキリ言ったら、こんなとこで万一落ちたら、マジ死ぬぜ?ってとこです。
安全装備を持ってないのか、持っていても面倒だから装備しないのかは分かりませんが、見てるこっちが気が気じゃないです。
落ちないための磯用の靴。落ちたときの為のライフジャケット。ほんとにお願いしますね。
クーラーやペットボトルは、落水時に、浮き代わりになってくれます。
ペットボトルは2リットルくらいのものですと、浮きの代わりとして、なんとか機能するんだそうです。アゴの下に入れて天を仰ぐようにし、呼吸を確保するのがコツだそうです。
本気でピンチ!その時は?
局番無しの118番です!海上保安庁へ繋がります。
というワケで、携帯電話も持って行きたいアイテムです。
重っ!全部はしんどい・・・
何もかも持って行くのは大変だと思います。そこで・・・
秋の波止へは、フェルトシューズ、携帯電話、水汲みバッカン&ロープ。
そして、出来ればライフジャケット。これらがあると心強いですね。
春の波止は、基本回遊待ちとなりますので、上記に加えてクーラーがあっても、あまり邪魔にはならんと思います。
磯場を攻めるには、絶対にライフジャケットと磯用の靴が必要です。
くどいようですが、所詮は趣味。趣味で大怪我したり、最悪の事態になったら目も当てられません。
我が身を守るのは、自分の心掛けのみ。
本当にお願いしますね。
我々エギンガーは、大自然に挑む。
と言うよりは、大自然に適応して共存する。というスタンスの方が合っているのかもしれませんね。