安全について
唐突ですが自然は偉大です。どう頑張っても人間の力では太刀打ち出来ません。
台風、大風、大雨、雷、高潮など、自然の機嫌ひとつで我が身にサックリと危険が及びます。風が強くなったり、海が荒れてきたら一時休憩、撤収する決断力、勇気も必要だと思います。
1、まずは我が身(と、同行者)の安全を!
必要に応じてライフジャケットや救命胴衣(落水の危険がある場所)、スパイクブーツ(磯やテトラなど)、帽子(熱射病対策に)、サングラスや偏光グラス(紫外線対策)、夜釣りにライトなどを用意することも大切です。
また雷は意外とあなどれません。何kmも先の方で稲光っていても、何気にヤバイ目にあったりします。最近の釣り竿はカーボンを含んだものが多いので、雷を呼び寄せたりします。また、海面に落ちた雷がラインを伝って感電したりします(友人はそれで感電しています。幸い大事には至りませんでしたが)。
多少の悪条件に負けない気合や根性は、上達に欠かせない要素だと思います。 しかし所詮は趣味(逆に釣りを職業にしている人は無茶なことはやってないのでは?)、命あっての物種です。 安全第一に釣行しましょうd(^-^)ネ!
2、そしてまわりのみんなへの配慮を!
エギングをしていると(他の釣りもそうですが)、針がついたものをブンブン振り回して投げ飛ばすわけじゃですか。キャストの際は周囲の安全確認をしてから行うべきです。
あと、タモやギャフを扱う際も気を付けたいですね。実は私、取り入れの際にタモの柄を近くの人の頭にかち喰らわせたことがあります・・・。やはり周囲の安全確認は基本です。
マナーについて
1、挨拶
込んだ釣り場では先客に挨拶するとお互いに気持ちがいいですよね(私は挨拶されると照れちゃうんですが。笑)。
わたしの挨拶は「こんばんわ〜。釣れますかー?」が定番です。よっぽどガツガツした人が相手でない限りは挨拶して問題はないと思います。
2、釣り場はきれいに!
当たり前のことですが、ゴミは出さない。出したら持ち帰る。ホントに当たり前。
以前、犬が針を踏んでケガをしたところを目撃したことがあります。本来あってほしくないことですよね。しかし・・・ゴミのない釣り場は珍しいくらいの昨今。これまた当たり前のことですが、誰でもきれいな釣り場の方が気持ちいいはずですよね。まぁ最低限、自分が出したゴミくらいは持って帰りましょうね!ってことです。
ん?当たり前に持って帰ってるって?ごめんなさいm(_ _)m
なんにせよエギングはその性質上、どうしてもゴミを海底に置いて帰らざるをえないジャンルです(いわゆるロストですね)。
その分、環境問題には常に着目したいところです。
3、遠慮とタブー
本来波止なり漁港、桟橋はそこで働く漁師さんや、運行会社さんの管理しているところがほとんどのはずです。
ですから当然、本職さんの邪魔になる行為は慎まなければなりません。
干してある魚網や蛸壺を足蹴にするなんざ、もってのほか!!渡船でお客さんが乗降中はちゃんとピックアップしておく!など。
そういった場所での釣りは、本職さんが受容してくれている状況で釣行している。ということを常に念頭に置いておきたいものです。あと、掲示してある看板及びポスターの注意事項は守りましょう。
4、保護
こまいアオリイカ(コウイカも魚も)、自分とこだけでは食べきれない分はリリースするべきだと思います。
エギングってやっぱり相手がおってなんぼですから。アオリイカがそうなるとは言いませんが、乱獲が原因で絶滅した動物ってなんぼでもいますしね。
共存、自然の恵みを甘受しているっていう謙虚な気持ちを常に持っていたいものです。
あと下世話な話になりますが、アオリイカって成長早いから一ヵ月後に大きくなってまた釣れる可能性もありますしね(笑)
なんにしても各々の考えで保護を考えていきたいものです。