\n"; ?> エギング知識応用編 タックルの補強 

タックルの補強

タックルの最大パフォーマンスを引き出す為に必要なもの。

それはやはり「技術と経験」でしょう。

では、ベテランは常に最大パフォーマンスを引き出しているの?
初心者、初級者はどんなに頑張ってもサッパリ駄目なの?

と言えば、決してそうではありません。

今回は「技術と経験」だけでは出しえない、「知識」といった面から、タックルの強化を考えていきましょう。


トラブルの回避

オリャッ!と気合い120%でエギをフルキャスト!そして着水。
しかし、あの潮目まで届かない・・・。

シャクリ中、ガッチリ根掛かり。ゴムパッチンが通用しないから、カンナを曲げるべくテンションをジワジワかける・・・。パチッ!
直結部分からラインブレイク・・・。

逆風化のシャクリ。そしてフォール中のヒット!気合い一閃大アワセ!パキーーーン!ともバキーーーン!とも形容しがたい音を出したのは、我が愛竿。
本来は8fのロッド、今は見るも無残な推定7.8f・・・。

こんな経験ないでしょうか?


PEにシュッ

メインラインに、ラインコート剤を吹きかける。
これだけで飛距離は1〜2割り増しです。ラインの持ちだって良くなります(もちろん釣行ごとの塩抜きは基本ですが)。

更には、直結部分やスナップとの結び目に補強スプレーを吹きかける。それだけで今までよりも、ちょっとだけ強力が強くなります。

ノットガード

釣行後、ロッドの塩抜きをし、ロッド専用のフッ素コート剤で磨いてみてください。
次の釣行時、ライントラブルが激減します。
こと逆境下に於いて、同じタックルであった場合、メンテナンスをしたタックルとそうでないタックルは、露骨にその差が出ます。
最悪の場合、前述のようにラインが穂先に絡まったままシャクリ、ロッドが折れてしまうようなシチュエーション(逆風、長時間釣行)であっても、メンテナンスをしてあるタックルは穂先絡みをする確立そのものが減ります。


大事にすれば・・・

行き届いたメンテナンスは道具を使いやすくし、より優れたパフォーマンスを引き出すだけでなく、大事な大事なマイタックルを守り、寿命を長くしてくれるのです。
また、使いやすく、より強くなったタックルは、ファイトの時におおいに助けになります。もし人生最大のイカとのやり取りが、直結部分からのラインブレイクだったら・・・。
やっと手に入れた憧れのロッドが、穂先絡みで折れてしまったら・・・きっと腕が折れるより痛いでしょう。

モンスターとの極限の勝負を凌ぎ、ねじ伏せる技術。違和感を瞬時に察知し、トラブルを未然に防ぐ、経験に基づいた集中力。
こういったものは、一朝一夕に身に付くものではありません。
当然ですよね。

しかし!今日がエギングデビューの人であっても、タックルの最大値を上げる方法。
それが「タックルの補強」なのです。


日々の手入れは、シャクリが下手な人だって、毎日釣り場に通えない人にだって出来ます。
面倒がらずに、やってみて下さい。あなたのエギングが一歩前進すると思います。